
今年の候補、第二弾!
カルカッタコンクエストDC bfs
DC bfsの可能性
以前は、DCブレーキのスプールは重たいマグネットが中央に鎮座している為、ベイトフィネスには不向きだと思っていた。
しかし、昨年製作した、21アンタレスDC用のAスペがとても優秀だったのだ。じゃあ、フィネススペックにしたらDCフィネスも案外といけるのでは?
更にステンレスシャフトもジュラルミンやチタンにすれば約3gもの軽量化が可能。
つまり、マグネットはない事になる。
取り敢えず作ってみようと考え、DCが良い仕事をしてくれる事に期待。

基本スペック
適合ウエイト:3g〜15g
対象:小型シーバス、チヌ、トラウト、バスなど
ライン:8lb-50m/PE 1号-100
重量:8g~10g
スプール軸の太さに着目!
普段、ピーキーに感じる事もある下町スプールですが、ラインを少しだけ減らすと格段にマイルドになる。また純正スプールでも、ラインが半分以下になると、全く伸びないけどバックラシュはほぼしない。
今までは伸びを優先し、一回転あたりの放出量を稼ぐ為、太軸を採用。
しかし、今回は飛距離より安全且つ快適に投げれる事。
つまり、太軸シャローはやらない。
一般的なベイトフィネスのスプールは太軸シャローですが細軸に必要な分だけ巻いた方がより使い易いだろうし、低慣性化にも貢献。瞬間的な立ち上がりも期待出来る。
ただ、あまりにも細くすると巻癖などの心配もある。マグネットも鎮座の為、そこまで極端な事も出来ない。丁度良い所を探ってみたいですね。
タトゥーラ300 https://webs.coffee/spool-t/と同時に進行中
つづく・・・



プロトタイプ着弾



試投
取り敢えず、今までのデータを元に手持ちのマグネットを合わせてみたがブレーキがゆるゆる。メカニカルを1/2程度補正してやっと投げる事が出来た。純正マグネットだと、今度は強すぎる。
丁度、中間あたりか・・・
プロトタイプ update!




自分が思い描いたモノが忠実に再現出来ているか・・・
性能はどうか・・・
不具合は無いか・・・
期待と不安の中、待ちわびたプロトタイプが着弾しました。
ううーん、かなりイケてます!
テンションも爆上がり!
初回のモノとは全くの別物です。
軽量なチタンシャフト、ガタを排除したOリング用のV溝、他多数の修正・・・
残すところ、新開発のマグネットの位置決めと表面処理
もう少しだけ頑張ります。


20カルコンDC100を本流トラウトで使用しています。
まさに欲しい性能のスプールです!
開発頑張って下さい!出たら絶対買います!!