スプールを旋盤で加工してみた

宅卓上旋盤で何が出来るのか?

・治具製作
・ちょとした修正
・精度を測る
・表面処理など


重宝している卓上旋盤ですが、最近はどハマり・・・
なんて楽しいんだ!卓上旋盤でも工夫次第で色々な加工が可能です。

バイト台にルーターを装着する事で切削では難しい研磨加工、穴開、やフライス的な使い方も可能です。ステンレスやチタンでも芯が出て、回転速度、切り込み量が合えば抵抗なくサクサク削れる。アルミや樹脂は超簡単。単純な形状なら0.01mmも出せるようになってきた。

そして現在、挑戦しているのはスプールのシャフトです。これが出来るとプロトタイプの製作コストが大幅に抑える事が出来そうです。

材料はホームセンターで購入した100円のステンレスのボルトを使用。両センター加工でやってますが、φ3mm位になるとビビりとの戦い。バイトをトキトキに尖らせても厳しい。

何回も測定、芯出ししても完成するとテーパーになってしまうのはなぁぜなぁぜ?
チャッキングにも問題があり、生爪が必要だけどこの旋盤チャックに合うものない。またパワーが無いのでステンレスだと一回の切り込みは僅か0.1mm。R加工はバイトを削って対応出来るようになってきたけどかなり大変です。

ブランキング

以前はボール盤やルーターなどで切削していましたがDIY的な加工でかなりの確率でずれる。また、正確な穴の位置決めも困難でした。今回は旋盤でブランキング加工刃物台に回転軸を加え、割出し機能も付け6穴、8穴、12穴がらくらく切削5分でできそうです。

まじか・・・
旋盤だとボール盤より精度の高い穴が開けれます。

薄肉加工

家に転がっていたソルティガのスプール薄肉、深溝加工をやってみた。
ラインキャパが増え、軽量化にもなる夢のチューニングです。片方、少し削っただけ6gも軽くなった笑芯押しはベアリングを取付ジグでブレを抑え、最深部も問題なく切削できました。

問題はどれだけ削るか・・・
R加工が難しい・・・

Oリング溝

最近ではスプールシャフトの先端にOリングが搭載されているモデルが増えてきました。
ベアリングにはクリアランスが設けてあり、投げるとノイズが出ます。それを抑える為、シャフトにOリングを付ける事で封じ込めています。Oリング用の溝は0.6nm幅以前はバイトで削ってましたが、リスクが高いので今回はダイヤモンド電着ホィールで切削しています。多少の時間がかかりますが、安全で仕上がりも綺麗にできました!

ミーリングアタッチメントにバイスを取付
フライス盤としても利用可能

同芯度の測定治具

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ABOUTこの記事をかいた人

遠投バカのソルトアングラーです。 下町スプールの製作を生業とした日本でも稀なスプール屋です。 グランブルーリンク代表