バーサタイルフィネス

最近のベイトフィネス

アジやメバル、渓流、バスを対象としてたスプールの小口径化が進み28mmや30mmが主流。ソルトで使うにはスプールもリールも共に少し小さいのだ。
だからといって、34mm口径では下限は扱いにくい・・・

そこで、今回は2種類のリールをテスト

【21アンタレスDC 】
37mmの大口径ではあるが・・・
最先端のブレーキシステムを搭載
左右非対称の鏡面ボディは素直にかっこいい!



【コンクエストdc100】
33mmの標準的なスプールをDC制御
雑味のない巻き心地の丸型リール

求める適正

【バーサタイルフィネス】
ロッド:7f〜9f ML〜MH
ルアーウエイト:3g〜20g
ライン:PE0.8〜1.5
対象魚:チヌ、マゴチ、ロック、バチ抜けシーバス

・飛距離
・軽量ルアーの適正
・巻取長

 (ラインスラッグが一瞬で取れる)
・トラブルなく快適
 (DCかマグネット)
・底が取りやすい 
 (軽量スプールだと軽いルアーでもライン放出が容易)
・個人的な趣味も含む

【試投】

21アンタレスDC A-spe
PE1号-100m
重量 12.3g

 ※ノーマルシャフト



コンクエストDC100 bfs
PE1号-100m
重量10g

果たしてフィネス専用機種にどこまで迫れるのか?
早速、投げてきました。

リール:21アンタレス/コンクエストdc100
ロッド:ブレニアスB76ML
ライン:1号
ルアー:3.6g/10g

無風

21アンタレスDC

10g 63m

21アンタレスDC

3.6g 32m

バーサタイルフィネス
コンクエストDC100

10g 56m

バーサタイルフィネス
コンクエストDC100

3.6g 32m


バーサタイルフィネス

【考察】

もともとライトバーサタイルとして開発したスプールですが、どちらの機種も3g〜30gを簡単にこなす超バーサタイルフィネス性能である。

バックスペースがない場所ではキャスティングに制約があり、ストロークを活かしたキャストが出来ず初速は上がりやすい。しかし、低慣性、DC制御の恩恵によりバックラッシュする事もなく快適。

そして、底が非常にとりやすい。
軽量リグでもスプールからラインをスルスルと供給し、着底するとピタッと止まるのは低慣性スプールならではである。

やはり、

飛ばしたいなら大口径です!!

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    遠投バカのソルトアングラーです。 下町スプールの製作を生業とした日本でも稀なスプール屋です。 グランブルーリンク代表