シマノと喧嘩 ⁉コンクエストDC 故障

カルカッタ コンクエスト DC 201の故障

シマノに修理を出すと2週間ほどで戻ってきた。
でも、これが初めてではない。今回で3回目の修理で前回と同様、DCユニットが息をしなくなったのだ。

だいたいの故障なら自分で直せるが、DCユニットは流石に手に負えません。

キャスティングすると、いきなりバックラシュからのタカギレである。

・・・

操作ミスかと思い、気を取り直して投げるがバックラシュの連発である。どれだけ外部ダイヤルを強くしても一向に直る気配が無い。


DC音も出ていない。
カルコンは、ハンドルを高速回転させてもDC音は出ません。
恐らく、それくらいの回転数ではブレーキの介入は無いんですね。アンタレスDCMDはかなり低い回転からブレーキ介入されています。
そう考えると、低回転域での立ち上がりは、カルコンの方が良いかもしれませんね。


修理を出すことになったが保証期間内なので、もちろん無料である。

2週間程で直ってきて、付随した修理レポートを見ると唖然、

『社内試験をしたが異常は無い』
正常に作動したと事を確認』
と記載されている。

『念のため、基盤を交換した』
『これ以上は、知りません』

とも添えられていた。


・・・

なんか、納得出来ない。
じゃあ、あの時のバックラシュはなんなん?
DC音も無いし、ラインブレイクでルアーもロスしたのに。
その日の釣行だって、台無しである。


なので、メーカーのサービスに思い切って電話をする事にした。

『はい、シマノです』

『・・・』

回答は予想通り、レポートとほぼ一緒である。
当然、府に落ちない。

『正常に作動しているなら、基板交換する必要ないでしょ?』
と、突っ込むと、

それは、念の為との事であった。

言葉こそ丁寧ではあるが、

『交換してやった感』

が、ヒシヒシと伝わってくる。

何回もやりとりをするが、結局、最後まで噛み合わず終始した。シマノの製品は、非常に優れているが、このサービスは最悪である。

またどこか、上から目線である。

サービスは
「ユーザーのトラブルや症状に耳を傾けて、原因の究明する」
のが本来の姿ではなくないか?

そんな事をすること事も無く、

[独自の勝手な試験]で異常がないと一方的に決めつけている。

社内的には故障扱いに出来ないのか?

せめて、

トラブルは試験で再現出来ませんでした。原因を特定するのが困難な為、基盤を念のために交換させて頂きました』

と、言ってくれれば、こちらも

『有難うございます。感謝します。今後とも愛用させて頂きます』

と素直に言えるのにね。これで恐らく、クレーマー扱いするされてるんだろうな〜

永年業界のトップを独走するメーカーです。しかしながら、体質は古いままなのかな~
ライバルもほぼダイワ一社のみ。

まあ、いいか!それでも、シマノが好きなんです❤️


傾向と対策

ます、故障の原因ですが、これは電子基板関係のDCブレーキユニットの故障が殆どです。3回経験しました。
ちょっと多すぎるような気がします。

アンタレスDCMDの場合、1年以上使用しましたが、故障は1度も無い。周りにもDCMD使用者は多数いますが、故障は聞いたこと無い・・・
その点、カルコンは弱い気がします。

故障の兆候は一切ありません。いきなりそれは来ます。
参ったな~
絶対にバックラしないハズのブレーキセッテイングにも拘わらず高切れ・・・
そして、その日の釣行は オワタ⤵
メカニカルとサミングで対応も出来なくはないが、
1時間もすれば疲弊し、折れます・・・

今の所、有効な対策はありません。電子的な不具合ですから仕方ないかもしれませんね。

一方のスプールに付随するマグネットは永久磁石(ネオジウムor サルコバ)で極めて強力で壊れる事はまずありません。
但し、割れやすく200度くらいの熱だと磁力が破壊されます。

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ABOUTこの記事をかいた人

遠投バカのソルトアングラーです。 下町スプールの製作を生業とした日本でも稀なスプール屋です。 グランブルーリンク代表