飛距離対決! 新旧カルカッタコンクエスト

新旧コンクエスト  飛距離対決!

どっちが飛ぶのか?
飛距離は男のロマン
飛距離は正義


新旧コンクエスト は実際にどっちが飛ぶのか?
気になる方も多いのでは。

では、実際に投げ比べてみました。

コンクエストの違い

旧コンクエスト 遠心ブレーキ スプール40mm
新コンクエスト DCブレーキ  スプール38mm

でも普通にやったら、新コンクエストの方が飛びました。
旧型はキャストの後半でブレーキが効きすぎて失速してしまいます。でも安定感は抜群でラインの浮きはほぼありません。

そこで旧コンクエストを軽く弄っています。

旧コンクエストの改造点

新旧コンクエスト  飛距離対決!

・軽量スプール化
・ブレーキ最適化

旧コンクエストの遠心ブレーキは、きつ過ぎます。ブレーキシューを一つにして、外部ダイヤルを最弱にしても、なお強いので最適化してあります。


 関連記事⇒ブレーキの最適化 14コンクエスト


また、アベイルの軽量スプールをぶち込んでいます!
これによって、スプールの重量は大幅に軽量化しています。これ、マジでおすすめです。
 14.7g⇒10.9g

条件

新旧コンクエスト  飛距離対決!
新旧コンクエスト  飛距離対決!

ロッド:ヤマガブランクス 93M
ライン:PE2号
ルアー:メタルジグ 40g

実釣を想定して、渾身のフルキャストではなく、普通のフルキャスト(だいたい8割~9割)で3投しての比較をしました。

測定方法

これはデジタルカウンターを使用しています。

試投

この日は、横風が強く、条件は少し厳しかったですが、結果は下記の通りとなりました。

コンクエストDC ①91m ②94m ③95m 平均93.3
コンクエスト改  ①95m ②94m ③97m 平均95.3

まとめ

カルカッタコンクエストの強みは、大口径スプールにあります。大遠投するには重量ルアーを強く振る事にあります。

それには大口径スプールが最適なんですよね。
34mmだと過回転でピーキーで扱いにくいでしょうね。その点、どちらのカルコンにも遠投の素質があります。マイルドで非常に投げやすいんです。

今回のテストでは、わずかに 旧コンクエストが勝ちました。しかも、ラインが膨らむ事も無く、バックラッシュは殆どしなく終始安定していた。ブレーキを煮詰めればもう少し伸ばせそうな感じがした。やはり、軽量スプールの恩恵は素晴らしい。軽量ルアーでもスパッと立ち上がり大型スプールのダルさは完全に消えたのも印象的である。
一方、コンクエストDCの方は、軽くラインが孕む場面もあり、少し神経を使った。しかし、ストックの状態でこれだけの距離を出したのはたいしたものである。こちらも軽量ルアーも難なくこなす。

まいったな~
このような結果だと、どちらを使うかほんとに悩むんだよね。
条件が良ければ、100m超えも狙えるだろう。


打倒、アンタレスDCMD!

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遠投バカのソルトアングラーです。 下町スプールの製作を生業とした日本でも稀なスプール屋です。 グランブルーリンク代表