
19アンタレスHG 分解
19アンタレス分解 を綴ってみました。
最近、出番が全くない19アンタレスHG
昨年は、3回くらいしか使用していません。恐らく今年も・・・
凄くいいリールで、とってもカッコいいのですが使う予定が無いので残念ですが、ヤフオク決定です。
使わない道具は、持たない主義なんです。
なので、OHを兼ねて分解する事にしました。
メーカーに依頼してもいいのですが、分解は楽しいので自分でやります。
また、パーツリストは HPにパーツリストもあります。

そういえば、このメカニカルブレーキのダイヤルは、外れると厄介と聞いていたので、弄っていませんでした。
外してみると、確かにはめにくいですね。
でも、そこまで難しくも有りませんでした。慣れれば簡単ですね。
ハンドル周り

なんと、裏面に隠してありました。
こういった所は、シマノの拘りで、とってもいいです。

はい、左ハンドルなので、逆ネジですよ。
このハンドル周りは、いたって普通ですね。
非常に簡単です。

順番に並べてます。

サイドカバーは、3か所のネジで止まってます。
すべて、長さが違います
上・・・一番長い
左・・・中間
右・・・一番短い

はい、開きました。
そんなに汚れてはいません。メーカー出荷時のグリスがたっぷりと残っています。

ドライブギアとストッパギアも抜き取ります。

ここで、音ダシバネを無くさない様に注意してください。

ここの2個所を外すと勝手にバラバラになります。


ドライブギア軸は、2個所で固定されています。

サムレスト

こちら側は、2個所
反対は、1個所で固定されています。
フレームとの隙間に座金が出てきました。
パーツリストには、載っていない隠れキャラですね。

こっちは、皿ネジです。
レベルワインド

ここは、幅の広いマイナスで対応しましょう。
溝も浅いので舐めないように注意。


順番にcワッシャー、ギア、座金、カラー
Cワッシャーを外す時に、飛ばさない様に注意
このアンタレスには、BBが採用されていませんね。
BBをケチったとも思えないし、効果がなかったのかな?

反対側も同様です

はい、抜けました。

なんと、シャフトが黒!
これは、恐らくDLCコーティングされていますね。
最近では、高級車のエンジン内部のピストンなんかにも施されている、硬くて、耐摩耗性に優れた最新のコーティングです。
こんど、自分のコンクエストにもやって、検証してみますね。


はい、分解が完了しました。
組立
分解は、適当でも問題ありませんが、組立はきちんと作業しないと不具合の原因になります。
最近のリールは、クリアランスがシビアです。
分解した感じ、特に難しい所はありませんでした。
順番に組んでいけば、問題ありません。

レベルワインド

順番にハメていきます

こちらは、ギア方向

反対側は、ワッシャー

座金を忘れずに
サムレストの取り付け





サムバーの取り付け

裏で固定する

クラッチカム


クラッチカム固定板を固定してから、バネを取り付ける

先端が長い方が下向き

先端は、ペンチで挟んで穴に挿入

軸の取り付け

順番に取り付け
表裏に注意

きっちりと合わせる

ピニオンギアの取り付け

スプリングは忘れずに

スリーブの先端は、溝にハメる

カバーの固定は3か所。長さは、すべて異なる。
スプール溝・・・一番長い
左・・・中
右・・・一番短い

順番に取り付ける

ロックナットは、逆ネジです。


はい、完成です!
まとめ
今回、 19アンタレス分解 してみました。
分解は、従来の構造を踏襲していますが、分解は楽に出来るようになっています。
気になったのは、ネジがすべて黒。コーティングされています。なので、分解を繰り返すとネジが剥げてしまいそうですね。
分解 洗浄 注油 組立の作業で2時間くらいですね。
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