ラインと飛距離の関係 細いPEは本当に飛ぶのか?

ラインと飛距離の関係

ラインと飛距離の関係 最近、なんか飛ばないな~と思っていたら、中華製のPE3号を使っているのを思い出しました。

感覚的には細くすれば当然飛ぶだろうな~と分かっていましたが、どれ位の差があるのか?
また、最近釣れないのはラインが太いせい?

検証する事にしました。

環境

ロッド:ヤマガブランクス 93M
リール:コンクエストDC201
ライン:PE 3号
    PE 1.5号
ルアー:ima サスケ105(13g)
   :100均ジグ   (30g)

どちらもしっかりとラインを巻いてスプール総重量はほぼ同じにしてあります。
2本を比較すると、こんなにも太さが違います。
3号  0.296mm 58Lb
1.5号 0.21mm  30LB

そして、強度は ほぼ倍!

ルアー

ima サスケ105 13g

ラインと飛距離の関係


100均ジグ30g

ラインと飛距離の関係


検証

PE 3号

サスケ105 (13g) 58.2m

ジグ (30g) 

ラインと飛距離の関係

ジグ30g 

92.1m

PE 1.5号

サスケ105(13g)

63.3m

ジグ30g

101.9m


考察

PE3号   58.2m/92.1m
PE1.5号  63.3m/101.9m

サスケ105 58.2m⇒ 63.3m  5.1m  8.7%UP
ジグ30g  92.1m⇒101.9m  9.8m 10.6%UP

平均すると 9.7%

つまり
1.5号 0.21 0
2 号 0.24 3.2%
2.5号 0.27 6.4%
3 号 0.29 9.7%

よって 0.5号細くするとで3.2%伸びる事になる


まとめ

ラインと飛距離の関係 は細くした事で、飛ぶようにはなりました・・・

あとから思ったのですが、せめてセンターのPE2.5くらいの3種類で測定するべきでしたが、面倒なので辞めてしまいました(笑)

2点計測だと、直線なのか二次曲線なのか判断が出来ません。
なので、少し乱暴な検証となりました。

1.5号はなんか頼りない。
ミスれば一発で即高切れするし、バックラッシュもしやすかった。ルアーが着水する直前にはスプールは過回転傾向にあり、着水と同時にスプールを抑えないと即バックラッシュ!

一方、3号の太糸PEはルアーに負荷が掛かって終始安定。
根掛かりしても、ルアーのフックが伸びて回収出来ました。


因みに、このamazonnで購入したPE3号ラインはとにかく安い。500mで約2000円で買えて普通に使えます。細糸のギリギリなら国産の一択ですが、強度に余裕があるなら中華もアリです。私の場合、4編や8編は殆ど気にしません。なので、強度の強い8編にする事が多いです。

肝心の釣果は・・・

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遠投バカのソルトアングラーです。 下町スプールの製作を生業とした日本でも稀なスプール屋です。 グランブルーリンク代表