アンタレスDCMD 軽量カスタムスプール




軽量カスタムスプール プロトタイプ 着弾
実は、アンタレスDCMDとカルカッタコンクエストDCのスプールは同じなんです。シャフトを除いてはね。
なので、今回は比較的すんなりと完成しました。
そして、製作ギリギリまでテストを繰り返しを行う予定です。
一番心配しているのは、DCブレーキとの相性です。
カルコンDCに採用されているシステム

I-DC5
こちらでは、一足先にプロトが完成しテストを繰り返していますが、実は、最初の頃は飛びませんでした(汗)
もう、ビックリでした⤵
軽量ルアーの立ち上がりは良かったのですが、重量ルアーの場合純正スプールと変わりませんでした。
原因は、スプール総重量が軽くなった為に、ブレーキが効きすぎる傾向にあり。
なので、ブレーキを弱くする事に専念しました。
本来ならプログラムを書き換えるのが良いのだが・・・
現実的ではない・・・
そこで、マグネットをカットしたり、熱を当てて磁力をキャンセルしたりと色々と試しています。
(マグネットは純正品を流用)
最終的には、磁力を弱くする事が出来ました。
PEモードでは、軽いルアーや向かい風ではシビアですので、フロロモードを併用して下さい。かなり投げやすくなります。
また糸巻量を減らす事でも対処出来ます。
結局、スプールが変わったら、ブレーキも最適化しないと本来の性能は発揮する事が出来ないんです、はい。
アンタレスDCMDのブレーキ

4×8 DC
こちらは、8段階の設定が可能です。
更にフロロモードも使えば広い範囲で対応が出来ると思っていますので、あとはご自身にとってベストを探ってみて下さい。
今後の予定
本日、予約確認のメールを致しました。
まだ、届いていないよ!って方がいらしたら、お手数ですが
連絡下さい。たぶん漏れています。申し訳ございません。
月末に発注して、来月末に完成を見込んでいます。
また、進捗状況は報告させて頂きます。
最後に
お陰様で生産ロットを達成する事が出来ました。
50個くらい集まっています。
予約を頂いた皆さんには、本当に感謝しています。
今回のこのスプールプロジェクトで一番苦労したのは、なんだと思いますか?
スプールの開発ではありません。
それは、資金集めです・・・
いいモノを作れば、かんたんに売れると考えていましたが、そんなに甘くはありませんでした。
まだ完成するかどうか分からい中、予約を集めるのは非常に困難なんです。
グーグル広告やSNSはもちろんの事、Webで検索して購入してくれそうなブロガーさんにも片っ端からDM攻勢もかけています。
正直、キツイ・・・
やはり、資本も実績も無い個人の限界を痛感。
私と加工屋さんの開発費を合わせたら、軽く100万円を超えます。最初からビジネス目的でスタートしていたら、小ロット故に原価3万、販売価格は5万円くらいになっていたかもしれません。三つのスペックはとても用意出来なかったはずです。
開発の途中からは、出資者を募る「リアルクラファン」と思っていました(笑)
「予約をくれた方」は、私にとっては共同出資者なんです。
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