
エクスセンス ジェノス B108M+
技術特性
■スパイラルXコア
シマノ 引用
■ハイパワーX
■Xガイド 3Dチタン
■NEWカーボンモノコックグリップ
■ナノピッチ
■ナノアロイ®テクノロジー
■高弾性・高強度素材「トレカ®M40X」
■マルチパーミングタッチCI4+リールシート
■トルザイトリング(トップガイドはSiCリング)チタンフレームガイド
■アクティブフェルール
■センターカット2ピース
■フックキーパー
※ナノアロイ®、トレカ®は東レ(株)の登録商標です。
スペック
品番 B108M+ | |
全長(m)3.25 | |
継数(本)2 | |
仕舞寸法(cm)166.6 | |
自重(g)150 | |
先径(mm)2.0 | |
適合ルアーウエイト(g)10~45 | |
適合ラインPE(号)1.5~3 | |
本体価格(円)64,000円 | |
待望のロングロッド!
ここ数年、ベイトリールの進化は目覚ましいですが、それに見合う竿が少なかったのだ。
そして、待望のロングベイトロッドが登場!
正直、ずっと待っていました。
※個人の感覚とお含み置き下さい
従来、この手の竿は中小メーカー専売品である。
ニッチな分野で売れないからだ。
そこにシマノが
最先端技術で上位機種ガチ参入
して来た事に意味があります。
中小ロッドメーカーさんとしては、((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル?
頑張って欲しいです!
昨年ディアルーナ106Mが販売され、結構売れていました。
しっかりとフィードバックされ、パワーupしての登場で本気が伝わってきますね。
「触れてみたい」「投げてみたい」「ブログのネタ」と思い エクスセンス B108M+ 購入。ヒラスズキ用と謳われています・・・
まあ、いいか〜
外観
ブランクス

スパイラルXコア
ティップからバットまで全身包まれている
高弾性、高反発、シャープ、張り、かなり細身のブランクスで一見華奢で頼りなく見えてくる。
10.8fで150gと驚異的で、長くて軽いだけではなさそうだ。
他のメーカーではマネできないはずだ。
シマノのブランクスの象徴である、スパイラルXコアの技術の恩恵である。普通、これだけのパワーを出すならかなり厚く巻かないと再現出来ないでしょうね。
捻じれ、潰れを抑制しているとか・・・
普通の多軸構造は線であるが、こちらは面といった所か
見た目にも貢献して、素直にカッコいいです。はい。
ガイド
ガイド数11個 2個はWフット、細く軽量化されリングは小さめが採用されている。最近では、抜けの良い大型ガイドがトレンドですが軽量化を優先し、ロッド自体は非常に軽く仕上がっています。
それでもロングロッド特有の先重り感は否めないが、ガイドやグリップなどの軽量化が徹底され、先重り感をどうにかしたいとの企業努力を感じます。
グリップ、リールシート
コスメも最小限となって割とシンプル。
グリップエンドはカーボンモノコックで握り個所は、滑り止め処理がされていて、良い手触。
今後、モノコックグリップはもっと普及しそうですね。
グリップは軽量化の為にギリギリまで短くなり、握り方によっては小指がはみ出してしまう。また、普通のEVAより硬い素材を使っています。
その他のラインナップ
・B88ML/R
テクニカルな操作性を重視したアイテム。12~30gクラスのバイブレーションやブレードベイト、8~13cmクラスのミノーなどに適応。狙ったポイントを正確に射抜く高精度キャスト、安定したリトリーブなどを実現。フィールドは港湾、汽水湖、小中規模河川などのシーンで活躍。
シマノ
・B88M/R
パワーと操作性を重視したアイテム。15~30g超のバイブレーションやブレードベイト、9~16cmクラスのミノーなどに適応。狙ったポイントを正確に射抜く高精度キャスト、引き抵抗の強いルアーに対する安定したリトリーブ、スラクチャ―周りでのパワーファイトなどを実現。フィールドは港湾、汽水湖、小中規模河川などのシーンで活躍。
シマノ
・B96M/R
パワーと遠投性能を重視したアイテム。15~30g超のバイブレーションやブレードベイト、9~16cmクラスのミノーなどに適応。中~遠距離攻略、引き抵抗の強いルアーに対する安定したリトリーブ、ラインテンションをキープしたパワーファイトなどを実現。フィールドは河川、干潟、沖堤などのシーンで活躍。
シマノ
B96M/R にも興味アリ
買えませんけど・・・
試投 エクスセンスB108+

この日は、購入した エクスセンスB108+ に加え
・ワールドシャウラ 17114
・ヤマガブランクス 103MH
・Gクラフト MB-1102北西
投げ慣れた3本をを持ち込んだ。
また、合わせるリールも使い慣れた
・カルコンDC200+下町スプール
10g程度では、殆ど曲がらない
30gくらいが気持ちいい
40gジグ、プラグは少しキツイ
潰れや捻じれに強い「スパイラルXコア」の恩恵かどうかわかりませんが、ロッドが暴れる事は一切ない。収束も早い。
投げるのが気もちいい。
ルアーを投げて、巻いて回収 ⇐繰り返しで無限ループに陥りました(笑)
そして、投げると「シュッ」とスピニングでお馴染みの音がします。
ベイトで初めて聞きました(笑)
抵抗の少ないルアーでは気になりませんでしたが、抵抗の大きいルアー + 潮が効いたら穂先が持っていかれます・・・
長さからくるモノか、反発によるモノは判断できませんが疲れます。長時間の使用は厳しいかもしれません。しっかりとグリップを脇に挟んで固定して対応します。
エクスセンス B108M+ インプレ
飛距離
この日は、生憎の爆風
30gジグを投げるも強烈な向かい風で中断⤵
残念ながら次回への持ち越し・・・
エクスセンスが一番飛んでいました⤴
別の日 計測
ロッド:エクスセンス ジェノス B108M+
リール アンタレスDCMD+下町スプール(Bスペック)
ライン:PE2号
ルアー:8号シンカー

105m

111m
思った程、飛びませんでした。
感覚的にはもっと飛んでいると思ったのですが・・・
ワールドシャウラ17114Rより少しだけ飛んでいました。
まとめ
エクスセンス B108M+ インプレ こんなロッドです。
今回、勢いで購入しましたが、どこで何を釣るかは決まっていません(笑)
サーフヒラメに使いたいとも思っていましたが、サーフのヘビーウエイトルアーを投げるには少しキツイ・・・
ショアジキには当然、柔らかい
次は、ネッサのベイトモデル、期待しています。シマノさん!
サーフゲームこそ、ベイトの方が有利に展開できると考えています。
最近の傾向としたは、グリップエンドがカーボンモノコックである。恐らくコストも下がり、総重量も下がる。
でも、グリップエンドが軽い分バランスは悪くなる。そこは今後の課題と思っています。
短い竿ならたいした事にはならない重量配分ですが、
10fを超えるとこれがカナリ難しい。
グリップエンドを長くして各メーカーさんが対応していますがそれではやはり足りない。
中にはバットエンドにバランサーを搭載したモデルもあり、バランスを取れる事で竿が立ち上がる感覚を軽いと錯覚させている。でも、それだとマスの集中にはならない。
B108+ は高反発と言うより、
超反発でした。
これだけ高反発だと、小さな個体はバラシが連発し、弾くかも・・・
まあ、実際、魚を掛けてみないとね。
少し触れただけでは理解する事は出来ませんでしたが、投げ比べると色々と見えてきます。
ヤマガブランクス、Gクラフトがまるでグラスロッドのように感じたのはここだけの話。
後日、飛距離を含め詳細を更新しますが、次回は単独の飛距離測定にします。
果たして、この高性能が釣果に結びつくのかは分かりはませんが、シマノの最先端技術は素晴らしい。
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⇒ルアーの飛距離
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